「離婚・不貞・男女問題」の解決実績

別居9年目の夫との離婚 約600万円の財産分与と解決金の獲得

 性格の不一致により別居を開始して9年目の妻が夫との離婚をご希望。

 長期の別居という点以外には明確な離婚理由がなく,訴訟にすると紛糾する可能性があったものの,交渉・説得することにより,夫に離婚を承諾させることに成功し,さらに600万円ほどの財産分与と解決金の支払の約束まで獲得。公正証書を作成して解決。

 予想以上の額を獲得することが出来てご依頼者様にもご満足いただける結果に。財産分与等については法律的知識がないと相手に拒絶されて頓挫する可能性がありますので,専門知識を背景に交渉戦術を駆使して有利な結果に導くことが弁護士の腕の見せ所と言えます。離婚まで4か月のスピード解決となりました。

離婚に応じない妻との離婚(1)  交渉で離婚成立

 夫が突如別居を開始するとともに,妻との離婚を希望してご来所・ご依頼。

 妻にはそれまで離婚の話をまったくしていなかったため,弁護士からの連絡に妻は驚き,離婚を拒絶。あきらめず交渉を続けたところ妻側も弁護士を立て,弁護士間で離婚条件の話し合いに移行。交渉は長引き,1年以上を要したが,結局,子の養育費や財産分与等を支払うことと引き換えに,離婚を承諾させることに成功。

 明確な離婚理由に乏しく,いわゆる「性格の不一致」という内容だったため,離婚訴訟に移行した場合に離婚が認められない可能性が高く,なんとしても交渉で離婚に持ち込みたい事案でした。住宅ローンも抱えており,解決すべき課題が多く交渉は予想より長期化しましたが,ご依頼者様のご希望どおり最後には離婚成立に至り,弁護士の地道な交渉努力が実を結ぶという典型例でした。

離婚に応じない妻との離婚(2)  調停で離婚成立

 精神疾患を有する妻との生活に疲れた夫が,強く離婚を希望してご来所・ご依頼。

 妻側は夫を深く愛しているということで離婚を徹底拒絶し,当方との会話も拒絶したため,やむなく当方は離婚調停を申し立て。妻側からは,離婚するなら1千万円を払え等の無茶な要求も飛び出したが,弁護士は,夫がこれまでいかに大変な生活をしてきたかを調停委員に説明するとともに,根気よく相手の主張・要望を聞いて対案を提案するなどした結果として,若干の解決金を支払うことと引き換えに離婚を承諾させることに成功。

 心情的に離婚に応じられないと拒絶する相手を説得して離婚に応じさせるのは容易ではありませんが,根気よく,相手がどのような理由で離婚を拒絶しているのか,その真意を見定めていくことが重要であり,いかに相手に離婚に応じることのメリットを納得・提案させられるか,そのテクニックがポイントになります。

離婚に応じない妻との離婚(3)  訴訟で離婚成立

 長らく別居を続けている夫が,妻との離婚をご希望。ご本人はご自分で離婚調停まで行ったところ,妻側がまったく話に応じないため,調停不成立となり,お困りになってご来所・ご依頼に至る。

 相手が話し合いに応じる気がまったくないことに加え,すでに調停を経ており,離婚理由も存在しており訴訟の勝算が高かったため,迅速に離婚訴訟を提起したところ,妻側も弁護士が入り,弁護士同士の話し合いに。

 当初は離婚を拒絶していたものの,妻側もあきらめたのかやがて条件面の検討に。最終的にはいくらかの財産分与と引き換えに離婚を承諾させ,離婚成立で訴訟終了。

 離婚には協議,調停,訴訟と方法がありますが,状況に応じてどの方法を採用するのか,メリット・デメリットを総合判断したうえでの迅速な対応が必要となります。本件では,ご依頼者様から詳細な事情をお聞きした結果として,迷わず訴訟を提起したことが早期解決にもつながった事案でした。

多額の慰謝料とともに離婚を要求された夫
   600万円を140万円まで減額

 妻から離婚調停を申し立てられた夫が,600万円という高額の慰謝料まで請求され,第1回の調停に一人で出席したものの,調停委員にまくしたてられ,お困りになってご来所。

 妻側には弁護士がついており,調停委員は妻側の言い分を述べるのみで,夫に助け舟を出してくれることが無いため,夫は「どうやら600万円を支払わなければならないようだが,そんな額をどうやって払えばいいのか」と困り果てて当所にご相談・ご依頼に至る。

 明確な離婚理由と言えるのは1回の不貞行為のみであり,高額な慰謝料が妥当する案件ではなかったため,第2回調停から弁護士が出席して,猛反撃を開始。妥当な慰謝料額でない以上,離婚に応じる気はない。もし100万円以上の慰謝料が必要というなら法的根拠を示せ,と強硬に主張したところ,相手の主張額はどんどん減額されていき,最終的には,早期解決を希望したご依頼者様の意向のもとに,140万円の解決金(分割払)で和解・離婚に応じることになった。

 離婚調停は,必ずしも弁護士が同席しなければならないものではありません。しかしながら,調停委員は「中立」という立場上,明らかに相手方が不当な主張をしていても,それを諫めることはせず,むしろ当然の要求のようにこちらに伝えてくることすらあります。調停委員の性格にもよりますが,一方当事者の肩を持つような進行をすることも皆無ではありません。

 本件は,調停2回目から弁護士が出席して猛反撃を開始し,結果,請求額を460万円も削減させることに成功しました。もしも当所にご相談することなく,2回目以降の調停にもお一人で出席していたらどのような結果になっていたか・・・弁護士の必要性が顕著に現れた事例だと思います。

不貞慰謝料を請求・獲得した事例(1)
 「払いたいが金が無い」と開き直る相手から200万円を獲得

 妻の不貞が発覚し,ご本人が不貞相手に対して慰謝料を請求したところ,「不貞の事実は認めるが金がない」と言われたとのことでご相談・ご依頼に至る。

 不貞回数は少なく期間も短い反面,そもそも婚姻期間も短いため,訴訟になると高額の慰謝料は望めない案件だったが,弁護士が相手男性に接触したところ,予想どおり「払うつもりはあるが金が無い」という回答だったため,毎月の給与額を確認したうえで,金策の方法を考えるように要求。繰り返し求めたところ,職場と銀行から借りて金策をつけてもらうことになり,結果,200万円を一括払いしてもらうことにより,合意終結。約1か月半でのスピード決着。

 漠然と慰謝料請求しても,ほとんどの人は「払いたいけど金がない」と言い訳をしてきます。相手の給与額と生活費を聞き出し,毎月の余剰金額を確認して,払えないわけがない道理を説得的に説明した結果,金策に誘導するのに成功した例です。

不貞慰謝料を請求・獲得した事例(2)
  離婚には至っていないものの300万円の獲得に成功

 夫の不貞に気づいた妻から,相手女性への慰謝料請求をご依頼。

 夫婦仲に亀裂が入るも,離婚の予定はないとのことで,不貞相手に,どうやって高額な慰謝料の支払いに応じさせるか難しい案件でしたが,弁護士が強気の交渉をしたところ,借金して払いますとのことで,300万円の支払いに同意。ご依頼から支払いまで約2か月のスピード決着。

   予想以上の高成果を収めた理由としては,妻の精神的被害を具体的に説明・説得して,相手の心情に訴えかけ,支払いをすることが唯一,償いの方法であるという話術が奏功したと考えられます。相手の性格等にあわせて交渉スタイルを柔軟に変えていくことが当事務所弁護士の強みと言えます。

不貞慰謝料を請求されたが減額した事例(1)70万円まで減額に成功した例

 

不貞慰謝料請求を受けている女性からのご相談。相手夫婦は既に離婚に至っており,妻側から慰謝料として100万円を請求されているがどうすればよいか,と困り果ててご来所。自分で相手と交渉する自信もなく,禍根が残らないようにしっかりと解決したいということでご依頼。

相手夫婦が離婚に至っているのに慰謝料100万円はむしろ相場より安いほどなので,減額の見通しは薄かったものの,一括支払することを条件として,弁護士が相手と強気の交渉を進めたところ,70万円まで減額に成功。示談書面を締結して,完全解決に。

もともとの請求額が高額でなくてもこのように減額できる場合もあり,また,慰謝料問題で最も重要なのが「示談書面の取り交わし」ですので,慰謝料請求されたら弁護士に依頼することが最も安全で解決への近道といえます。

不貞慰謝料を請求されたが減額した事例(2)300万円を100万円まで減額に成功

 不貞により,相手弁護士から300万円を請求された女性からのご相談。交際開始時点において相手の夫婦はすでに別居しており,近日中に離婚することを信じたうえでの交際開始であった。

 当方弁護士は,別居の事実を認めようとしない相手弁護士に対して,具体的証拠をもとに説明し,交際開始時点で相手夫婦はすでに破たんしていたことを主張。解決金を払って早期解決したいとの依頼者の意向を踏まえて交渉した結果,100万円を支払うことで合意に至った(約3か月で決着)。

 肉体関係の時点で,相手夫婦がすでに婚姻破たんしていたということは不貞の責任を否定する材料にはなりますが,それを立証するのは意外と困難です。相手にも弁護士がついていましたが,当方が理屈立てて説明を重ねた結果,大幅な減額に成功しました。

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