離婚、不倫・不貞、男女問題の解決のために

離婚問題・不倫問題の解決

離婚に直面している、不倫が発覚した、交際相手からDVを受けている・・・

男女問題は、感情と法的問題が絡み合うので非常に難しい問題です。

ただ、現状を的確に分析して、適切に対処すれば、早期に納得のいく解決を図りやすい分野でもあります。

一人で黙々と考えて結論を出そうとしても堂々巡りになって迷路に入り込んでしまいますが、

問題点をしっかりと把握して、1つずつ解決していけば、自ずから解決への道は見えてきます。

 ここは、迷えるあなたを 解決の道へと誘い、心をラクにするコーナーです。

 

離婚

離婚についてお悩みの方・・・離婚したい人もそうでない人も、焦りは禁物です。

離婚したい人は,離婚実現のみならず,いかに有利な条件で離婚するか。離婚したくない人は,どうすれば円満解決できるか,仮に離婚が避けられないとしても,いかに有利な条件で離婚に応じるか。

子どもの親権を取得できるか,養育費は、財産分与は,慰謝料は・・・考えるべきことは山ほどあります。

離婚は人生の一大事。感情的にならず,冷静に1つ1つ,しっかりとした検討が必要です。しっかりと対策を講じることで,これからの人生が変わってきます。

これから先の長い人生,充実した幸せに満ちたものにするか,一生後悔して過ごすことになるか,それは、今のあなたの、取り組み方 次第なのです。

離婚したい場合

離婚したい理由は,

性格の不一致? 不倫が発覚? 夫が暴力を振るう? 生活費を入れてくれない? 妻が育児をしない? ・・・ 様々だと思います。

離婚理由が自分にあるのか相手にあるのか、離婚したいのか・・・それによって対応は大きく変わってきます。

 

離婚したくない場合

離婚したくない人は、まず、相手が離婚したがっている理由を明確にしましょう。離婚理由がなければ、あなたが応じない限り離婚は成立しませんし、相手に非がある場合も同じです。

逆に、もしあなたに非がある場合でも、法的に離婚にふさわしいといえる場合でなければ、やはりあなたが応じなければ離婚は成立しません。

だからといって、油断は禁物。

相手が離婚を要求している以上、放っておいても、夫婦仲の回復は期待できず、何の解決にもなりません。仮に別居生活が長引けば、それ自体が離婚理由にもなってしまいます。

まずは、自分の現状をしっかり把握することが大切です。

浮気・不倫(不貞の慰謝料請求)

夫の浮気が発覚した,自分の不倫がばれてしまった・・・

不倫(=不貞。夫婦関係にない男女間の肉体関係のことです)は,夫婦と不倫相手の少なくとも3人が関係し,離婚問題とも密接に絡む,複雑な問題です。

ただ,肉体関係があれば,よほど特殊な事情がない限り,その二人は,残された配偶者に対して,慰謝料を支払う義務を負います。

つまり,不倫が発覚した場合には,不倫をした側・された側,どちらにしても,いずれ「慰謝料」が問題となります。

不倫問題解決の特効薬,それは慰謝料なのです。今後の自分の身を守り,不安な日々から解消されるためにも,慰謝料の知識を身に着けておく必要があります。

なお,不貞は離婚理由にもなります。不貞が発覚して離婚についてお悩みの方は,離婚問題のケースとなるので,「離婚」の項目をお読みください。

慰謝料を請求する側

不貞が発覚した場合,あなたは,不貞をした配偶者と,不貞相手に対して,慰謝料請求することが出来ます(ただし発覚して3年経過すると,時効が成立して請求できなくなります)。

不貞した配偶者に対する慰謝料は,離婚していなくても,請求することもできます。もっとも,同じ屋根の下に暮らしている状態でお金を請求する行為は稀であるため,実際には,不貞相手に対する慰謝料請求がほとんどを占めます。もちろん不貞した配偶者に対しては,離婚とともに慰謝料を請求することもあります。

 

慰謝料を請求される側

上記のとおり,不貞した配偶者にも慰謝料の支払い義務はありますが,実際には,不貞相手に対して請求がなされることがほとんどです。

通常,不貞をされた側は,極度の被害者感情に襲われており,その結果として,法律の常識では考えられないような,過大な金額を請求してくることが多いので,最初に不用意な返答をしないよう,慎重な対応が必要になります。

その他の男女間トラブル

夫婦間だけでなく,交際相手からのDV,暴力・暴言。最近,本当に増えています。

そして,別れた相手からのストーカー被害。手遅れにならないうちに手を打たなければなりません。役所や警察などの関係機関と連絡を取りつつ,的確に対応しなければ,取り返しのつかないことになりかねません。